当校は以下を重視しプログラムの開発・運営を行なっています。

1目的を明確にする
当校では、語学学習を一つのプロジェクトとして考えています。
プロジェクトを進行するに際しては、まずはゴールを設定し、次にゴールに向けた効率的な作戦を立てることが必要です。
ここが定まれば、あとは遂行あるのみ。
そこで当校では、個別にニーズを伺い、カリキュラムを作成します。
2モチベーションを持続する
語学学習は知的好奇心が刺激されて楽しい反面、ギブアップしたくなる局面も出てくることが普通です。
そこで、いかにモチベーションを維持していくかがテーマとなります。
当校では、当初の意気込みを継続していただくべく、コースや受講形態などバリエーションを豊富に取り揃えています。
また、学習上の疑問点や悩みなどは随時ご相談を受け付けています。
3一流の講師から学ぶ
外国語学習には長い歴史があります。いわば成熟した技術です。
プロと単なるネイティブ・スピーカーでは効果が全く違います。
特に、中国語の場合は、日本人なら簡単に分かる部分と、日本語にとらわれて却って分かりにくい部分があります。
そこで当校では、日本人を理解しているプロの講師を起用しています。

中国語は難しい?

意外かもしれませんが、日本人にとっては中国語は英語よりもはるかに簡単です。私はアメリカ留学中に英語で苦労した経験がありますが、中国語はそれほど苦労せずに1年ほどで脳内変換不要となりました。

この(表面的な)理由は、漢字を共有していることです。

日本語と中国語では、漢字の意味が共通する割合が5割と言われています。元々中国の漢字を日本が輸入して使っていたことに加えて、明治時代に日本人が開発した翻訳語(たとえば、福沢諭吉が Economy を「経済」とした)を当時の中国人留学生が逆輸入し、それが中国で普及した、という事情があるのです。「中華人民共和国」という国名でさえも、「人民」と「共和」は日本発の単語です。さらに、最近でも、「超人気」「萌」などの日本語が普通に使われています。日常会話に限れば、いま使われている単語の7割は日本語の単語だとする説もあるくらいです。

このことは、すなわち、日本人と中国人は、同じツール(意味が共通する単語)を使って世界を切り分けているということを意味します。

たとえば、「恋」「愛」「恋愛」。この3つの違いは、日本人と中国人には一目瞭然。説明する必要もありません。ところが、欧米人に英語で説明するとしたら、どうでしょうか?簡単ではありません。そもそも、英語の Love は「神の愛」が基本なので、ニュアンスが全く違います。

世界を切り分ける単位が似ているので、それをどう言うか(単語・発音)、どうやって構成するか(文法)が分かってくると、中国語の学習スピードは飛躍的に上がってきます。

では、中国語は楽勝?

そうとも言えないところが、語学学習の難しいところです。

世界の切り分け方が似ているとは言え、
1)切り分け方が違う箇所もある
2)再構成の仕方が違うことが多い
3)発音が難しい
という部分が残るからです。

1)については、さらに2つに分けられます。
1-a)中国では簡体字が使われている
1-b)同じ字でも意味が違う単語もある

ただし、1-a)の簡体字はすぐに慣れます。たとえば、中国語の「机场」は空港のことです。後ろの「场」は「場」で、見た目が似ているので分かりやすいと思います。少々厄介なのが前の「机」です。これは日本語の「机」ではなく、実は「機」の簡体字なのです。最初は奇妙な感じがすると思いますが、ここからが日本人の優位性が発揮される部分。一度「机」が「機」であると分かれば、「机械」(機械)、「机会」(機会)などは一目で分かるようになります。

一方、1-b)の意味が違う単語については、覚えるしかありません。全く馴染みがない単語も少なくはありませんが、たとえば、「介绍」(紹介)のように前後が逆になっていたり、「爱人」(配偶者)のように意味が微妙に違うなど、まるでクイズ番組を見ているような感覚で語彙を増やしていけます。

2) の再構成の仕方は、中国語学習のハイライトとも言うべきところですが、それゆえに難しいので、レッスンの中で学んでください。

3) も慣れです。しかし、発音は簡体字とは違って慣れるのに時間がかかります。発音とヒアリングは一体的で、どちらも、日本語では使っていない筋肉を使ったり、日本語にはない筋肉の使い方をするからです。野球選手が柔道をやってもすぐには上手くできないのと同じです。スポーツと同じく、時間をかけて鍛えていくしかありません。

そもそも発音が難しいのは、自分で発せられない音は聞き分けられないという点です。したがって、最初はネイティブスピーカーの先生に習うしかありません。最初は「その『マー』は違う。『マー』です」と指摘されても違いが分からないはずですが、それが普通なので心配無用。発せられるようになれば聞き分けられるようになり、聞き分けられるようになれば発せられるようになります。

具体的にはどうすればいいか?

以上から、フリートークを繰り返したり、単にCDを聞き流しているだけでは、外国語はなかなか上達しないことはご理解いただけたと思います。

当校では、単語、文法、発音を頭で理解して、それを実際に使う、という2段構えでレッスンを構成しています。一見大変そうですが、外国語学習の王道です。最短距離のプログラムでゴールを目指しましょう。

UP Academy 代表  高畑龍一